2016年4月7日木曜日

松尾峡 ほたる童謡公園 こんなモノいらない辰野町


かつてのほたるの名所,今では,外来種ホタル養殖地となった松尾峡(長野県辰野町)の遊具施設である。2014年に建設されたものだが,荒神山の施設と合わせて,建設費が3千2百万円と2013年11月5日のLCVニュースが報じていた。

以前のブログ生物多様性無視!へイケボタル生息地を潰して作られた辰野町ホタルの里の遊技場でも触れたが,元々,ヘイケボタル生息地であった場所を,わざわざ潰して作られたもである。

松尾峡 ほたる童謡公園.環境破壊の象徴である遊具施設.

Google map の航空写真でも,緑地を潰し荒地にして金属遊具施設を建設したことが見て取れる。



下の写真が,その金属遊具を横から見た様子である。左側が,ホタル生息水路であり,人が入らないように,縄が張ってある。

松尾峡 ほたる童謡公園の金属遊具.すぐ横にホタル生息水路が流れる。

この遊具施設は,ホタル保護や,ホタル教育研究とは何ら関係ない,文字通り,ただの遊具である。しかも,写真の遊具のすぐ後ろ(航空写真では,左側(西側))が,外来種ゲンジボタル養殖地である。

町に遊具施設を作ること自体には,私は異議を唱えない。しかし,たぶん税金だろうが,数千万ものお金があるのなら,ホタルの町にふさわしい,ホタルの生態に関する教育研究施設を作るべきだろう。子供たちに対して,金属施設で遊ばせるのではなく,ホタルの生態を学んでもらうことこそ,ホタルの町として重要政策だと思うのだが,そんな考えは全く無い町である。税金の無駄遣いだとは,誰も言わないのだろうか?いや,言えないのだろうか?

逆説的に言えば,どうせ現在の松尾峡は,観光用に移入した外来種ゲンジボタル養殖地だから,ホタルの生態観察だの教育だの,そんなこと,町にとって,どうでも良いことなのであろう。

参考サイト