2014年11月9日日曜日

大月ホタルの里(新潟県南魚沼市): 辰野町から外来種ホタルを移入

最近知って,仰天した「ほたるの里」の話題である。

新潟県南魚沼市の大月ホタルの里は,なんと,辰野町から移入されたホタルを養殖しているというのである。大月ホタルの里の説明を読めば,ご丁寧にも,長野県辰野町から譲り受けたホタルと書かれている。


より大きな地図で 大月ホタルの里(新潟県南魚沼市) を表示

正確に言えば,辰野のどこのホタルを持って行ったか分からない。しかし,いずれにしろ,大月ホタルの里には外来種ホタルが存在することになる。

もし松尾峡から移出したゲンジボタルならば,辰野町役場は,関西系統の外来種ゲンジボタルを南魚沼市まで意図的に拡散させたことになる。そもそも,この関西系のゲンジボタル移入によって,松尾峡に本来生息していたゲンジボタル在来種は滅びてしまったのである。そ知らぬ顔をして他県へホタルを移出する辰野町役場。その行為は犯罪的と言っても過言ではない

Yahoo!知恵袋で,「今後も移入することはない」と偉そうなことを言う辰野のホタルガイドyamada_de_net)がいるが,県外へ意図的にホタルを移出しているのだから,詐欺師まがいのホタルガイドと言えよう。

なお,南魚沼市女子力観光プロモーションチームから届いたメールに依れば,大月ホタルの里では,辰野町のように外来種ホタルであることを隠して入場料を徴収するような観光政策は行なっていない,とのことである。

参照サイト
長野県辰野のホタル再考: 観光用の移入蛍で絶滅した地元蛍 松尾峡ほたる祭りの背景にあるもの
辰野の移入(外来)ホタル 生物多様性の喪失へ

さらに,fukuokadonax氏によって,YouTubeに投稿された動画・辰野の蛍(養殖と天然)は,松尾峡の外来種ゲンジボタルと鴻ノ田の在来種(天然)ゲンジボタルの比較した秀逸な動画である。詐欺師まがいのホタルガイドからニセ情報を吹き込まれた人々には,このような動画を使って,改めて辰野町のホタル生態破壊の現状を知って頂きたい。